Love Letter
刺さった毒はなかなか癒えない
・・・また、泣いてる。
この複雑な気持ちに苛々する。
時間が経ちあいつのこともあんまり考えなくなった。
忘れられたと、思った。
なのに、思い出の品は何一つ捨てられずにいた自分がいて、
もどかしかった。
箱にしまってみないようにしても思いだして、夢にまで出てくるんだね。
寝起きが最悪だ。
結局好きなのだ。
だからこそ、杏奈は考えたくないから遊び続けてる。
こんなことしても、なんも変わらない。
わかってるけどやめらんない。
弱い人間なんだ。
「今日、何曜日だっけ・・・」
カレンダーをみると、9月22日の木曜日だった。
・・・もうすぐ文化祭か。
ついでに明日は金曜だから、風俗だ。