むかつくあいつ。

「うわっ。キレイ...」

目の前に広がったのは色とりどりのパズル。

キャラ物や猫がこちらを見てるパズルもある。

「これかわいーっ」

私は子猫がじゃれ合っているパズルを指さした。

「じゃーこれください」

「司くんいつもありがとーねぇ」

お店のおばあちゃんが司くんと話してる。

「あらあら今日は彼女と一緒なのね」

「こいつは彼女じゃないっすよ」

ははっと笑っておばあちゃんと話してる。

笑ったとこ初めて見たー。

「なに見てんだよ。」

一瞬でいつもの司くんに戻った。

「ううんっなんにも。」

「行くぞ」

「あっうん」

「また来てねー」

おばあちゃんが手を振ってくれた。

から私も手を振った。

「早く行くぞ」

「わかったー」

かわいいおばあちゃんに和み私達は店を出た。


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