thermos flask
推定のらし
空気が透き通って、きらきらした光が通学路を照らす爽やかな朝だけど、幸兄の家で夜遅くまで3人でゲームをしていた私にとっては、爽やか過ぎて蒸発してしまいそうだ。
ふぁと大きな欠伸をしながら歩いていると前に青木君がいることに気付いた。
美咲の事もあって、じっと見ていると後ろから軽やかな足音が聞こえてきて、青木君の肩をポンっと軽くたたいた。
「おはよう、青木くん。」
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