私はしがない執事です


いや、いやいや。


変態でスケベだが、執事の腕は相当なものだ。




「何もそこまで…」



「私は旦那様の信頼を買っています。配属するメイドや執事を自由に選ぶ権限や、お嬢様の世話役等を任されているんです。それぐらいの義務はあります」




……成る程。
こういう所はきちんとしているんだな。


スケベならスケベで居てくれれば…なぁ。
こっちもやりやすいのに。


たまにこうして正論を言われるとたじろいでしまう。…本当に掴めない。




でも…旦那様達帰ってくるのか。楽しみだな。
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