私はしがない執事です
「そう言えば新城さん」
「何でしょう?」
「部屋にあった淫らな絵本はきちんと処理しましたか?」
あの、ほとんど裸のどぎつい写真集をつい先日見てしまった。
新城さんが私の部屋に侵入したお返しにと思い、侵入ついでに男の人は本当にあの手の本を部屋に置いてあるのかと実験した所わんさか出て来た。
因みに新城さんが買い物に行ってる間に冒険させていただいた。
新城さん如きに気遣い等すでに私の中にはもうないのだ。
「どうやらまだみたいですね」
「いや捨てました」