冷たい彼のとなりで




優人くんの手が止まった


「私ね…

ずっとずっと優人くんだけを
見てきたの…

入学式のあの日から


私はずっと優人くんが大好きだった…


だから一緒に学級委員になれて
ほんとに嬉しかった…


だけど…


私は可愛くもないから…


優人くんは私の事なんて好きじゃない


でもそれでもいいの…


だから返事とかいらないから…


だから…」






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