Loveless
「ねぇ、膝枕してよ」


「いいよ」


聖良さんはすんなりと膝を貸してくれた。


「聖良さんって胸デカいよね。何カップ?」


「……バカ」


オレは朝方まで聖良さんの膝の上で眠った。


聖良さんが時折頭を撫でてくれるのが分かった。


夢は見なかった。
< 128 / 240 >

この作品をシェア

pagetop