Loveless
凌は私をベッドに横たえるとキスしてきた。


それは最初は表面をなぞるように、だんだん深く。


深くて甘いキスは私の頭を痺れさせた。


「ふふっ」


「どうしたの?」


「この間とは全然違うね」


「うん。優しくする」


凌はそっと私の髪を撫でた。
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