Loveless
無償の愛
「ん……」


目が覚めるとオレはまたもやふくよかな胸の谷間にいた。


顔を埋めると聖良さんの匂いがした。


「凌、起きたの?」


聖良さんが寝ぼけまなこでこっちを見た。


「これ、冬は出来ないね」


全裸の聖良さんは苦笑していた。


オレの為に服を着なかったんだ……。
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