余命1年の姫
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙」
身体中に電気が走ったような痛みがした
「架鈴!少し我慢しろ!」
無理もう痛いよ……
「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」
「そのうち慣れるからそれまで我慢しろ
お願いだ!」
点滴を引き抜こうとするあたしの腕を
佑兄がつかむ。
大人の力には勝てない。
「離せ!離せ!」
痛みから涙がたくさん出る。
暴れるから発作が出る。
「…もぅ…苦し…痛い…あ゙ぁ゙…
…た…すけて…ゔあ゙ぁ゙ぁ゙…」