余命1年の姫















ガラ





ガラ










見なければよかった。





二宮翔と架鈴が抱き締めあっていった





もう1回見てみようとドアに手を
掛けると、話し声が聞こえた。





『翔ばっかじゃないの?言ってあげても良いよ。由紀に』





由紀?





『まじ勘弁!由紀に言われたら死ぬって!だからさぁ許して!何でもするから!』










『じゃぁ水族館行く。』





やっぱりそういう関係…。





『え!?俺と?』










『ばーか誰があんたと、行くか!由紀だよ!
あんたのような奴と行くほど、馬鹿じゃありませーん♪』





…安心















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