余命1年の姫
「なんだい。駄目なのか居ちゃ...シクシク」
わざとらしく泣いているとこ悪いんだけど未来ちゃんというお客様が居るんだけど。
「ささはいって未来ちゃん。」
「エ!?う、うんわかった。」
未来ちゃんは巣恋戸惑ってたけど、あたしと一緒に入った。
翔太は...まいっか。
きっと父様に絡まれてる。
一度つかまると離してくれないよ...。
生きて帰ってきてね。翔太。
「架鈴様おかえりなさいまし」
あたし専属メイドの神崎さんが、玄関で待ってた。
「ただいまー神崎さん」といいながら自分の部屋に向かった。