余命1年の姫















あたしは、未来ちゃんの所に駆け寄って「もう喋らない方が身のため」といってまた、翔太の所に行った。





『んーおいしー』




『よく食べれるなそんな甘い物。』





『え!?1年に1回しか食べれないんだよ!?贅沢者!!』





あれ?あたしの方が贅沢もの?





『なにしてんだよ。』






『ねぇあたしって、贅沢者?』





『あ?あぁ…そりゃあもう贅沢過ぎるほどな。』





えー違うってぇ。





『それよりあの変な日本人どうする?』




『忘れてた…ってついてきてるよ!』





あたしたちの後ろに、未来ちゃんとあの日本人観光客5人がついてきてた。














< 167 / 222 >

この作品をシェア

pagetop