余命1年の姫










「架鈴のお兄ちゃんって鬼ね…。」





「それあたしの思ったわ。気が合うわね花と。」






「それ俺も思ったわ!よー喋る兄ちゃんやなぁ…」





「修平と一緒っていやっだわ!」





「ちょ、お前ひでぇわ…。」





「僕もあんなのと一緒は…」





「ひでぇな。」





あ…翔太。居たんだ。





「翔太ってさ、修平のことどう思う?」





「どうって、」





ふと思った事を聞いてみた。





「そりゃぁ修平は、うざくてしつこくて煩くて馬鹿で……」



「それ以上言わんで!?傷つく!マジで傷つく!」





勝手に傷ついてろよ。











< 178 / 222 >

この作品をシェア

pagetop