余命1年の姫
「架鈴のお兄ちゃんって鬼ね…。」
「それあたしの思ったわ。気が合うわね花と。」
「それ俺も思ったわ!よー喋る兄ちゃんやなぁ…」
「修平と一緒っていやっだわ!」
「ちょ、お前ひでぇわ…。」
「僕もあんなのと一緒は…」
「ひでぇな。」
あ…翔太。居たんだ。
「翔太ってさ、修平のことどう思う?」
「どうって、」
ふと思った事を聞いてみた。
「そりゃぁ修平は、うざくてしつこくて煩くて馬鹿で……」
「それ以上言わんで!?傷つく!マジで傷つく!」
勝手に傷ついてろよ。