余命1年の姫

悲劇は突然に




架鈴side










「やめて!」





あたしは、叫んでいた。





みんなの視線が刺さる。翔太に関しては、申し訳ない顔をしてた。





もうここにみんなが居るの嫌ぁ…。





「みんな部屋行って…。」





「あ、うん。」





「なんかぁ…ごめんね?」





「起こして悪かった。」





「お大事に。」






みんな一言残して、部屋を出ていった。





急に目の前が暗くなった。










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