余命1年の姫










「それを聞いてどうする?解決出来るのか?出来ねえのに言うんじゃねぇ!俺らだって、妹失いたくないんだよ!」





安士さんが、声をあげた。





未来も、はじめてらしく、目をパチクリしてる。





「決定してるから。」





「まぁ勇気だせって。」





明るい声の正体は、結城。





夜中ずっと泣いてたのを知ってる。





いつも喧嘩ばっかりだけど、お互いそれを楽しんでる。





基本的無口な結城と意図も簡単に、会話をする。





すごいよね。





結城は、架鈴のこと好きだな。










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