余命1年の姫










シュンが恐い。





「架鈴?」





翔太!あたしは、再度叩いてみたが、動かなかった。





もう苦しい。





やっと離れられたと思うと、また直ぐに塞がれた。





「架鈴!?」





見られた。





やだよ…。





「お前!」





最後に翔太の怒った声が聞こえて意識が途切れた。










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