余命1年の姫
愛は勝つ!
「悪かった。」
沈黙を破ったのは、翔太だった。
「え?」
「俺が、もう少し早く行けば、あんなことされなかった。」
「怒らないの?」
あたしはずっと思ったことを言った。
「何でだ?無理矢理だろ?なのに怒るほど小さくねぇよ。」
あたしは、翔太の言葉に涙が出てきた。
「ありがとう。」
そう、あたしは、言い寝るからと、病室を出てもらった。
翔太が、出たのを確認したら、紙とペンを用意した。
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愛は勝つ!