余命1年の姫
女子生徒が手をあげた。
第一印象は可愛いだった。
あたしは、芦田さんの隣の空いている席に行った。
「はじめまして!私、芦田 未来ーアシダ ミクです。よろしくね♪架鈴。」
席についたら芦田さんが話しかけてきた
「相澤 架鈴です。よろしくね。未来様。」
あたしも、挨拶しといた。
「様!?未来でいいよ!」
初対面なのだから、様じゃないの?と思ったけど、未来ちゃんと呼ぶことにした。
さすがに呼び捨ては嫌。