余命1年の姫















長くて苦しくなって王子の胸板を
バシバシ叩いてると、気付いて
やめてくれた。










「今日から、お前は俺のな?」





なにげに恥ずかしい事言いましたよ。





「俺について来いよ。」





「でも…」





「でもじゃねぇ!」





「ありがと。」










生きる意味をひとつ見つけました。





それは、





大好きな人と一緒に過ごす。





それだけでいいんです。















< 82 / 222 >

この作品をシェア

pagetop