恋メール
朝ごはんを素早く食べて、最近買ったピンクのワンピースに着替えてポニーテール姿で家をでた。
駅前のカフェは、家からそんなに遠くなくてゆっくり歩いて10分程度で着いた。
腕時計を見ると10時50分になっていた。
ちょっと早いかな?
そんなことを思いながらも、カフェの中へと入っていった。
「何名様ですか?」
「2名」 「うゎっ」
いきなり後ろから翔の声がして、ついビクリとしてしまった。
「あれ、愛悠とかいないの?」
「あぁ、うん。」
なんだろ。翔から遊びの誘いなんて珍しいな。
店員に誘導された窓側の席にすわった。
「あ、アップルティーおねがいします」 「じゃあ俺も」
「かしこまりましたー」
「あれ?翔アップルティー飲めたっけ?」
「飲めるわバカ。」でこぴんを喰らう。
「いたっ。今日はなんのご用事で??」
おでこをさすりながら、翔に聞く。