ありがとう。言えるかな
そんな矢先ダイと遊んでる時の事だ

いつもみたいにキヨの話をしていると

『そんなに会いたいなら会えば?って言うよりとりあえず連絡とれるようにしなよ』

『えっ?どうやって?』

『たしかにそうだけど、電話やメールじゃなくて直接会いに行くとかさ』

『あーなるほど』

俺は実際嫌の事ダイから言われた

たしかにダイの言うとおりだけど、まだ何か不安と言うか恐怖があったから

『また仲良くなれても喧嘩したらなーもう悲しい思いはしたくないし』

完全に矛盾していた。

『隆そんなん感じじゃ会うなよ』

『いや行くよ俺』

『やめときな気持ち伝わらないよ』

『なんだよそれーひどくね?』

『決めたなら腹括って行ってこいよ』

『…』

『そうなるまで行っちゃ駄目だからな』

『わかったよ』

俺もダイの言うとおりだと思う、今の俺にはまだ勇気がなかった。

このままでいいかなっと逃げようとしていたのだ。

それからは寝る時キヨの事を自然と考えてしまうようになった、失った日からそうだけど今回は何かが違う、真剣にキヨの事思っていた。

辿り着いた結論

『大好きだ』

やっぱり一緒だったのだ
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