ありがとう。言えるかな
ダイと会って二週間くらい経った時

『プルルー』

ダイから着信がきた

『はい?どしたん?』

『今日の夜隆の家に行くわ』

『もちろん暇だからいいよ』

またダイと遊ぶ事になった、時間が過ぎていくと

『今から行くー』

メールがきた。

そして数分後ダイは家についたのだ

『よお』

ダイは何か隠している様子だった

まあ後で聞こうと思いその時は触れなかった。

しかし時間が過ぎてもダイは口を開かない

『ダイ!キヨと連絡とった?』

『ん?まあねー』

『なんだよ教えろよ』

『いやでもこれは言っていいのかな』

初めてダイが真剣だった。

『落ち着いて聞けよ…キヨがな今付き合ってる奴に結婚しようって言われたんだって』

『キ・キヨが、でっ…それでキヨは…なんて言ってたの?』

『……まだ結婚とか考えてなかったけど、でもちょっと前向きに考えてるよ…。だってさ』

『ダイ!』

『何どうした?』

『会いに行く、キヨに。』

『行ってこいよ』

俺の目は本気だった、だからダイはそう言ったんだろう。

『キヨを失いたくない、絶対誰にも負けないくらいあいつを愛してるから』

< 103 / 184 >

この作品をシェア

pagetop