ありがとう。言えるかな
俺にもう迷いはなかった。

翌日の夜に俺は会いにいく事にした、ダイも一緒についてきてくれると言う事だ

そして二人で車に乗りキヨに会いに行った。

『大丈夫隆?』

『余裕だよ、ガッツリ決めてくるぜ』

『まじがんばれよ』

キヨの家の近くにあるスーパーに車を停めた。

『ダイ、キヨの番号教えて』

『行ってこいや』

ダイは車で待っていて最後に背中を押してくれた。

俺はキヨの家の前につき電話をかけようとした

『やべー押せない…』

電話をかける時の最後に押すボタンが…

携帯を眺めながら10分くらいビビッテいた

『よし』

気合いを入れ直して電話をした。

『もしもし』

キヨが出た

『あっもしもし、誰かわかる?』

キヨはもう携帯に俺のメモリーがないからわからないのだ

『えっわかる、ん…わからない、いやわかるよ』

キヨはあやふやだけどわかってくれたみたいだ。

『隆だけど、今どこにいるの?』

『友達と遊んでる』

『時間ない?少しでもいいから会えない?』

『えっ会えない、時間もないしごめん……』

『わかった……』

俺は電話を切ってしまったのだ

『ハァー』
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