ありがとう。言えるかな
『キヨが…妊娠したらしい、しかも男は責任とらずに逃げたんだって』

『……』

俺は凍り付いた

『でっ今あいつは?』

俺は真剣にダイに言った、すると


『あいつ親にも言えないで部屋に引きこもってるらしい、二ヵ月でかなり体調悪いらしい飯もくえないんだって』

『今すぐキヨに電話して』

俺はとりあえずダイに電話をさせた

しかし何度かけてもつながらない

『俺キヨの家行ってくる』

『まじかよ大丈夫か隆?』

正気じゃない俺を見てダイは心配になり

『なんかあれば絶対連絡しろよ』

俺は返事すらしないで車に乗り込みもうスピードで飛ばした

俺は行くまでに色々考えていた

『なんで電話にでない、どっかで倒れてるのか?それより俺が父親になるしかない』

そう思っていた。

そして前からダイに聞いていたキヨのメールアドレスにメールを送った

あえて妊娠の事には触れないで

『よお!最近元気?』

なんて普通のメールをした。           

もちろん返事はないそれよりとにかく急いだ、前なんか気にしないでただひたすらキヨの家へと

そして俺は何より心配だった事、今どこにいるのかだ。
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