ありがとう。言えるかな
もう外は暗くなっていたので部屋に入るといい匂いがしてきた
今日はハンバーグだ。

『わぁーおいしそう』

『早く食べたい』

手を洗い席に座っている俺ら三人

『パパまだ?お仕事なの』

俺は良くお父さん子と言われる。

プルループルルーと電話が鳴り母さんが出ると

『後ちょっとで着くよ』

いつも父さんが電話してくる場所だ大体そこから家まで20分くらい

俺達はそれを知っていたからウキウキしてきた。

得に俺は父さんから電話がくるといつも良く喋るようになる

『ただいまー』

その声に俺は走って玄関まで行き

『パパーおかえり』

『おー隆今日も元気だなゴー君と遊んだか?』

『うん今日はゴー君におすわりを教えたんだよ』

『おっすごいな隆』

頭を撫でてくれながら二人でみんなのいるテーブルに向った

『パパおかえり』

みんなが父さんの帰りを喜んだ

『さぁ食べようか』

軽く着替えた父さんが手を合わせて

『いただきまーす』

続いてみんなで

『いただきまーす』

ハンバーグに白米にお新香に食べる物はいつもテーブルの上に並んでる

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