ありがとう。言えるかな
俺はそれでもキヨの子供の父親になる覚悟でいた。

そして涙で腫れた瞳は、翌日の太陽の光で輝きを覗かせた

『下むいてたら駄目だ』

俺は思い出した、昨日キヨの家に迎う途中で送ったメールの事を。

その事に気付いた俺は早速携帯を手にとり、キヨにメールを作り出した

『おーいメールシカト?そりゃなくない?久々だけどさ』

正直恐かった返ってくか不安だったから……

夜になってしまった…

『やっぱ返ってこないか』

そしてさらに時間が過ぎた23時頃、携帯が鳴った

液晶を見ると………

《キヨ》

おそるおそるメールを開くと

『ごめーんメール返せなかった、元気だよ!』

なんか違和感を感じた、仲良かった時いらい明るい感じのメールがきたからだ

『おー元気か!最近どう彼氏と順調?』

俺は知らないふりをして誘導尋問みたいな事をしてしまったのだ

『彼氏は今順調だよ、お互いの両親とも仲居いし』

『……』

ことばがでなかった。

『そっかならよかった飯とか食べてる?』

そんなメールしか送れなかった

あの時以来の長く続くメールをしたのだ。

『じゃあまたねー』

キヨにいわれメールは終った
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