ありがとう。言えるかな
カラオケと言う事もあり深夜バイトする事が多いと面接の時に言われていた、

今までの生活を考えたらむしろ俺はその方がよかった

そして初バイトの日がやってきた…

俺はちょっと緊張していた。

だけど面接をしてくれた店長さんはいい人そうな女の人だった事もあり、バイトが始まるとすぐに馴染めた、

他のバイトの人は俺を含め三人だけ、店長をあわせると四人しかいない小さなカラオケ屋だ。

そしてバイトをする日々が始まった

休みの日やバイトのまでの暇な日は友達と遊んでは俺のバイトの話をしていた

『てゆーかさ、まじうけるよね俺がバイトしてんだよ』

『まぁね隆がバイトするなんてすげーよ!まじがんばれよ』

『大丈夫やめないから、別にやってても嫌な感じしないさ』

『ならよかったよ、初給料は隆の慢りだな』

『おーいいよ、ガッツリ食わしてやるよ』

そんな会話だけども俺は俺なりに充実した生活を過ごしていたが

母さんはあまり良く思っていなかった

『隆大丈夫?バイトの日は朝方帰ってくるし、遊んでてもそうだけどさ』

『別にバイトしてんだからいいじゃねーかよ』

今だに俺は母さんをうざいと思っていた
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