ありがとう。言えるかな
『なんで急にメールきたんだろう、今日が最後なのかな』

そう思って帰り道を一人考えていた。

次の日からまた何もかわない日々を送っていた、

キヨとまた会いたい気持ちはあったが、バイトに遊びに満足していたから得に求めていなかった

と言うより求めないようにしていたのかもしれない。

バイトがなくて暇な日俺は友達と遊びにでかけたのだ、

『あ…れ‥』

通りすがりのお菓子屋で働いてる店員を見てドキッとした

『キヨ…?』

俺はずっとその場から動けなかった

『どうした隆?知り合い?』

『いや…違うと思う』

だけど気になる俺はキヨに連絡をした

『今何処にいる』

するとすぐ返事がきた

『今仕事早退して帰ってる』

『は?なぜ?』

『体調悪いんだ』

『まじか、平気か?』

『うん…』

『今から何処にいんだよ?』

聞いたらいつも迎えに行く場所の近くだというのだ

『隆いってきなよ』

遊んでいた友達がいきなり背中を押した

キヨの事を知ってるから、俺の気持ちを悟り気を使ってくれたのだ

『まじごめん…本当ありがとう』

俺は素直に甘えたのだ

そしてすぐキヨに連絡した

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