ありがとう。言えるかな
自分に問い掛けた

家に着きベットの上で悩み続けていた。

もう会わないで忘れようともしてみた事もある

だけどそんな気持ち偽りたくなかった。

正直な気持ちを表せば表すほど空回りする、好きなのにキヨの前ではつよがってしまう…

『自分が嫌いになる』

でも信じてたいつか必ずキヨと結婚すると、そんな運命を…

それから何日か経った頃、キヨから電話がきた

『隆さ、近い日に暇な時ある?』

『え?んーあるよ』

『引っ越しを手伝ってほしんだけど』

『は?まあいいよ』

『じゃあまた連絡するね』

俺はわからなかった、なぜ俺なんだ?と

ただのパシリだと思い断ろうとしたが、やっぱり会いたいから俺は手伝う事に決めた

友達の中には

『隆キヨのアシにされてない?会っても送るだけとかただのパシリじゃん』

そう言われた事を思い出したから少し悩んだのだ

だけど俺は友達に言われた時

『別にアッシーでもいいよ会えるだけで幸せだから。馬鹿なのはわかるけど、好きなんだよねキヨが……』

だから今回も手伝う事に決めたのだ。

そして次の日キヨから電話またきた

『明日手伝ってほしいんだけど』

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