ありがとう。言えるかな
『明日?バイトだけど夜からだから平気だよー』

『じゃあよろしく!まず最初は私んちにきて』

『あーいよ、何時に行けばいい?』

そうやって明日の段取りをキヨから聞いた俺は、この事を誰かにいいたくて仕方なかった

そこでダイに連絡をしてみた

『なあダイ、キヨから明日引っ越し手伝ってって言われたんだけど』

『まじで?やったじゃん引っ越しの手伝いって事は最初に家に入るのは隆だろ?』

『うん、でもこれってパシリかな?』

『馬鹿違うよ、まず二人で会えてるし引っ越しの手伝い頼むって事はそんな感じ思ってないよ』

『そうかな…』

曖昧な返事をしたが内心はすごい嬉しかった。

翌日になり、いよいよキヨの家に迎う時間になった

久しぶりに昼間からキヨと二人で会える事がまず嬉しいし幸せだったのだ

『もうすぐつくよ』

家の近くになったから俺はキヨに連絡した

そして家の前で待ってると、荷物をたくさん抱えたキヨが出てきた

『ごめんありがとね、とりあえずまだ家の中にあるか手伝って』

『了解』

もう気まずい空気は一切ない俺らは普通に話し接していた。

荷物は後部座席、トランクに埋まる量だ
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