ありがとう。言えるかな
『キヨすげーな荷物』

『うんなんか何もってけばいいかわからなかったから、適当に持ってきたら多くなっちゃった』

笑いながらキヨは言ってきた

その笑顔が俺は大好きだ。

『馬鹿じゃん』

俺も笑いながら言った

そして新しい一人くらしする家に向かい始めたのだ

『てか場所どこ?』

今さら聞いたら、俺らの地元の近くだった。いつも迎えに行く場所からも近かったのだ

『仕事行くのに近いからね』

まず家に行き荷物を置いたら、近くのディスカントショップに行きたいとの事だ

そして車を走らせ新しい家についた

二人一緒に荷物を部屋まで運び次はショップに向かった

『とりあえずここでは布団とか買うよ』

『あーいよ』

店に入り探しだした

『あー寝巻ほしい』

キヨがスウェットを手にとった

『その色だせー』

『は?隆何言ってんの?うざいし』

じゃれあいながら話し合っている

まるで同棲する二人のようで、俺は何よりも幸せだった。

あと一歩で現実になっていたかもしれないのに…  

もし本当に同棲する事になっていたら…そう考えてるとキヨが愛しくて愛しく、今すぐにここで抱き締めたかった
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