ありがとう。言えるかな
『おーいこっちだよカナエ』

窓からユシヤが呼んだ、それに気付いた二人は笑いながら車に近づいてきた

『ユシヤ…友達かわいくないじゃん』

『あちゃー』

かわいくないと言うよりタイプではなかった、その友達は髪の毛を上に束ねてお団子っぽくしていてお洒落な雰囲気の子だった

『どうもー、あっ隆久しぶりじゃん』

カナエがドアを開け車に入ってきた、続けて友達も

『どうもー』

明るい感じで絡みやすかった。

『アユカちゃんでーす』

カナエが紹介してくれた

『初めましてーユシヤ君と隆君だよね?よろしくです』

『おー知ってるね、よろしく』

俺は絡みやすい子だなっと思い楽しくなってきた

『じゃあどうしよっか?』

ユシヤが車を走らせながらみんなに問い掛けた

『カラオケいこー』

『行きたい行きたい』

『俺も別にカラオケでいいよー』

『了解』

話がまとまり近くのカラオケ屋に行く事になった

『隆久しぶりじゃん、何年ぶり?』

『んー二年とか?しかもまだ三回目とかじゃん会うの』

カナエと会ったのはかなり昔だ、でもすぐ仲良くなれた二人ともノリが合っていたからだ。

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