ありがとう。言えるかな
そう言ってユシヤはカナエにマジックペンを渡した

『えー私も書きたいよ!』

アユカもカナエと一緒にマジックペンを借りて書き出した

四人の名前と日付をアユカは壁に書いた、カナエは昔の恋の思いを壁に綴ったのだ。

『飲もうよ』

俺は買ってきたお酒をみんなに配り乾杯をしようとした

『そうだな飲もうぜ』

ユシヤもお酒を手にとり言った

アユカとカナエも手にとり、みんなで

『乾杯!』

飲み始めた、またカラオケでの話の続きをみんなで語っていたら時間はもうだいぶ過ぎていた

『てか二時じゃん』

『もー今日はここで寝よう』

カナエが思いもよらない事を言ってきた

『平気なの?』

アユカはちょっと気を遣ったがすでに横になっていた

『いいんじゃね?』

ユシヤは全然平気だった。

ユシヤの部屋にはベットが一つしかなかったから、布団を持ってきて横にひいた。

アユカとカナエはそれぞれベットと布団に横になりだした、俺とユシヤはその開いたスペースに横になったのだ

壁側から俺、アユカ、カナエ、ユシヤと川の字になって寝ようとした

『ユシヤー』

『何隆?』

『寝れないからしゃべろうぜ』
< 132 / 184 >

この作品をシェア

pagetop