ありがとう。言えるかな
『いいじゃんフリスビー!楽しそう』

俺達は結局フリスビーを一つだけ買うことにした

そして車で近くの公園に向かった

『フリスビーやろうよ!』

アユカが楽しそうに言ってきた

『はーいアユカちゃん』

俺が早速アユカにフリスビーを投げた

『わぁー』

飛んでいってしまうフリスビーを頑張ってアユカが追った

そして四人で広がり遊んでいた。

日が暮れて疲れ果てた俺達は

『帰ろうか?』

『そうだね』

『じゃあ送るよ』

車に乗り二人を家まで送ったのだ

『ユシヤ…アユカちゃんの事なんだけどさ』

二人を送りユシヤと帰ってる途中俺がいきなりつぶやいた

『何?』

『好きかもしれない…いやアユカちゃんといると楽しんだよ、これは絶対恋だってわかるんだ』

『よかったじゃん!それを先に気付けて…隆成長したな』

『そう?まぁキヨとの日々が教えてくれたと思うよ』

『いやでもいいんじゃん、アユカちゃんいい子だし楽しいしさ』

『だよね、やっぱ一緒にいて楽しい奴が一番だよ…頭の中の幸せより目の前の幸せだね』

『じゃあがんばらないとな』

『そうだな』

俺はアユカに恋をしたのだ。
< 143 / 184 >

この作品をシェア

pagetop