ありがとう。言えるかな
『うん友達と飲んでるんだって』

『そっか、まあ三人でも楽しいからOKだね』

『そうだよ、だからそんな落ち込むなよ隆』

『バーカ落ち込んでねーよ、アユカちゃんがいないからってそんな単純じゃないよ』

『はいはい』

ユシヤには俺の気持ちはバレバレだった、つよがりで喋っている事を。

そうしているうちにカナエのもとに着いた

『カナエついたよ』

ユシヤが電話をすると、前からカナエが笑いながらやってきた

『隆残念アユカちゃんはいませーん』

『まじかよー超淋しい…でもカナエがいれば俺は一番嬉しいよ』

車に入ってきていきなりの冗談話で始まった

『どうする?アユカちゃんに連絡してみる?』

『あーいんじゃん!』

カナエのことばに俺はにやけてしまった。

『じゃあ電話してみるね』

『プルルー』

『もしもし』

『あっアユカちゃん、今まだ飲んでる?今さユシヤと隆と遊んでるんだけど来れる?』

『えー本当に?行きたい』

『もしもしアユカちゃん?隆だけど…会いたいよ。だから来て』

『あー隆君だ!私も会いたいよー』

『何時くらいに帰ってくるの?』

『んー今から二時間後くらい?』
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