ありがとう。言えるかな
自分が打てなかったから本当にカナエに驚いていた

『隆君全然打てないんだもんね』

アユカが楽しそうに言ってきた

『わざとだよー』

みんなで笑いながら部屋に向かっていた。

もう遅かったから部屋につくとみんな横になり寝ようとしていた。

『プルルー』

ユシヤの携帯が鳴り響いた

『悪い行かなきゃ行けなくなった』

突然の用でユシヤがどこかに行くことになったのだ。

『あら本当に?行って来なよ』

『ごめん』

『じゃあ俺らもかえろ』

『うん』

アユカとカナエは目を擦りながら返事をした。

そして帰りの道を助手席にアユカ後部座席にカナエ、寝てる二人をよそに俺は運転をしていた。

いつもならアユカを先に送るが、今日はあえてカナエを先に送る事にした。

『カナエついたよ』

『あっありがとう、またね!』

そしてアユカの家に向かったのだが

『アユカちゃんついたんだけどさ』

『えっあっ本当だ』

『眠い?』

『ん?あんまり』

『ちょっと話さない?』

『いいよ』

俺は初めて二人っきりになれた空間をすぐおわらせたくなかった

『じゃあ適当に車を走らせるね』

『うん行こう』
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