ありがとう。言えるかな

そして俺とアユカはお互いの家族の話や昔の話をしていた。

辺りを走った後アユカの家の前に辿り着いた

『ごめん眠いのにつれ回して』

『ううんいいよ楽しかったもん』

『よかった…あのさ…アユカちゃん携帯ある？』

『あー今充電切れてる』

『あら…あのさ……番号とか教えて』

俺は今まで女の番号とか聞いた事がなかったから、だからすごい緊張して聞いたのだ

『じゃあ隆君の携帯貸して』

そう言ってアユカは自分のアドレスと番号を俺の携帯に入れだしたのだ

『はい！』

『おーサンキュ』

『じゃあ今日はありがとね』

『おう、また連絡するね』

俺はアユカとバイバイした後すぐ車を道路脇に止めてメールを作った

《今日は楽しかったよ、ありがとう。たまには連絡してね》

数分後にアユカから返事がきた

《充電しました！今日は楽しかったよ、また連絡するよ！》

その日から毎日メールするようになっていた、一日にやる回数は少ないが俺はすごい幸せだった。

そんなある日俺はアユカにメールをした

《アユカちゃん今度二人で遊ぼうよ》

《いいよー》

《今仕事帰り？》

《うん疲れたよー》