ありがとう。言えるかな
待つ事ですら幸せを感じていた。

しばらくすると

《もうすぐつくよ》

アユカからメールがきた

《もういるから着いたら連絡してくれ》

《はーい》

俺はまだかまだかと思いずっと携帯を握っていた。

『プルルー』

『もしもしアユカちゃんついたの?』

『うんどこにいるの?』

『駅前にい………あっいた!』

『あっ私も見つけたよ、じゃあ行くね』

一歩づつ近づいてくるアユカを見ながら一人ドキドキしていた。

『ごめん待ったよね』

ドアを開けてアユカが入ってきた

『待ったよ早く会いたかったよ』

俺はドキドキ感を隠すように冗談で誤魔化した。

『じゃあカナエの家にいくか』

『うん!』

カナエの家は駅から近いのですぐに着いてしまった

『着いたよー』

アユカがカナエに連絡をしてくれた

『おーお疲れー車家の駐車場に止めて』

『あーいよ』

そして車を泊めた後カナエの家におじゃました。

とりあえず三人で話をしていると

『ちょっと仕事するね』

カナエはデザインもする仕事をしているので、家でもそれを紙に書いたりしていた。

『私お腹空いた』

『じゃあコンビニ行く?』
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