ありがとう。言えるかな
結局話はまとまらなかった。

そうアユカに話た

『アユカ入籍するのやだろ?』

『ん………でもいいよ』

『えっ?いいの?』

『うん一緒に暮らしたいから』

なんか微妙な笑みでアユカは言ってきた。

そしてその話で、同棲の事を進めていた。

だけど何日か後にまたアユカと会った時の事、最近元気がなかったから俺は聞いたのだ

『なあアユカ同棲の事だけど、本当に平気?』

いつも帰り際で話しているアユカの家の近くで車の中でその事を聞いた

『平気だよ』

下をむいたまま返事をした

『お前嘘だろ?本当はやなんだろ?』

『だってみんなに祝福されながら結婚式をしてその後に入籍するのが夢なんだもん、だけど隆と一緒に暮らしたいから我慢してたけど……』

涙を流しながら心のうちを話してきてくれた。

『アユカ……』

俺は抱き締めた

『馬鹿我慢なんかすんなよ、ごめんな辛い思いさせてもう一度親と話すからわかってもらえるように頑張るからな』

『うん、ありがとう』

今だやまない涙を流しながらアユカは言ってきた

アユカの気持ち知った俺はまた母さんと話す事にした。
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