ありがとう。言えるかな
カナエとユシヤとは今でも時々四人で遊ぶ事があるので、気楽に頼めたのだ。

そして俺とアユカの夢の生活が始まった

同じ家でご飯を食べたり同じ家に帰ってくるって言う頭に描いてた幸せを感じていた

引っ越ししたばっかだからまだ部屋は汚かったが、アユカの家族が助けに来てくれたりと少しづつ片付けられてきた。

《隆なんか足らないものとかあるの?》

母さんからメールがきた

《んーある程度生活に必要なのはお金貯めてたから揃ってるからなー》

《じゃあなんかあったら連絡してね》

母さんの優しさに少し感動してしまった。

『なあアユカなんかほしいものある?』

『なんで?』

『母さんがなんか足らないものあったら買ってあげるって言われたの』

『えーよくないよ、お母さんに買ってもらうのは』

『そう思ったから断ったけど、甘えるのいいのかなって思ったんだ』

『うんまぁね…じゃあ安いのをなんか買ってもらお』

『そうだね、たとえばソワァーとかな』

『あーいいね』

『じゃあ今度三人でショッピングセンター行こうぜ』

『うん行こう』

幸せに過ごしていたが、価値観の違いと言うのか喧嘩ま多くなった
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