ありがとう。言えるかな
俺達は相変わらず喧嘩を繰り返したい、愛し合ったりと忙しく日々を過ごしていた。

そして俺達の日常の会話に結婚式はどうする?って話題が増えてきた。

それはちょうど付き合って一年経った夏くらいの事だ。

『とりあえず式場は私が仕事で行ってる場所に一回見学しに行こうよ』

『うんいいよ』

その間には俺が緊張しながらアユカの父親に会ったり、両家の親を含めてご飯を食べたりと結婚式までは順調に思われた。

そして夏の連休の時に休みが合うので、その日に見学行く事になった。

俺達は誰もが幸せな気分で結婚式を迎えられと思っていたのだが………
< 169 / 184 >

この作品をシェア

pagetop