ありがとう。言えるかな
そして大きな扉の両脇に違うスタッフの方が本番さながら

『さあ新郎様どうぞ』

そう言って扉を開けた

『……』

中に入った俺はことばが出なかった、真ん中に赤いじゅうたんが真っすぐにひかれロウソク明かりや天井の照明、何を見てもあっとうされた。

アユカも感動していた

『やばいな……』

『うんすごいよね』

そして次は披露宴会場に向かった

どこを見ても俺はアユカとの結婚式を想像していた、本当幸せな気分になったのだ。

そして最初に話をした場所に戻った

『いやーすごいね、感動しちゃったよ』

『うんすごいよね』

『本当ですか?喜んでくれてよかったです、それでは先程話た内容で見積もり作成してきますので、少しお待ちください』

『はーいわかりました』

『どれくらいだろうな』

しばらく待っていると

『お待たせしました、えっと見積もりを作成したんですが、このような感じですね』

スタッフの方が細かく説明してくれて、最後に合計金額を見たら

『あーやっぱり高いね』

『たしかに』

『でもですよ、アユカさんはいつもお世話になっていますのでこの金額から割引させて頂いて、最終的な額は』
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