ありがとう。言えるかな
『おーかなり安くなった』

『いいんですか?』

『いいんですよ、気にしないでください』

『ありがとうございます』

『でもまだちょっと他もみたいので即決はできないんですが?』

『いいですよ、だいたい今年の冬くらいですよね?』

『そうですね、だからまた連絡しますー』

『はい待ってますよ』

『すいません今日は本当にありがとうございました』

俺とアユカは一緒にお礼を言って今日は帰った。

『いやーすごいな、色々してくれてありがたいな』

『うん、とりあえずお互い親に言おうよ』

『あー、そうだな』

そうしてかえってる最中に俺は母さんに連絡をした

《今日式場見に行ってきた》

細かい事は後にしてこの事だけを報告した。

《結婚する事にしたんだ、それならちゃんと報告してほしかった》

夜に母さんからきた返信だった。

《えっ?言ってたじゃん》

俺は同棲する時に結婚も考えてるって言葉で勝手に十分だと思っていた。

だけど母さんはちゃんと報告してほしかったみたいだ。

『アユカはどう?』

そのメールの事をアユカに言った後に聞いた

『うちは平気だよ』

アユカは母さんを心配した
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