ありがとう。言えるかな
俺は母さんと一緒にお菓子の売場に行き何個か自分が食べたい物だけを買って車に乗り込んだ。

再び車は高速を走り始めた。

『わぁー早い』

車のスピードの早さに驚いていた姉を横に俺は先程買ったお菓子を食べていた

するとゴー君もお腹がすいていたのか俺の食べている物に近づいてきた

『ダメだよゴー君はチョコとか食べれないのだから』

『ゴー君ママがあげちゃダメって言ってるからあげれないのごめんね』

ゴー君から遠ざけるようにお菓子を俺は外の景色に目を奪われないでひたすら食べていた。

風を切って走っていた車が段々スピードを落として高速を下りる道に入ったのだ。

『もう着くぞ』

父さんが窓を開けながら言った

『きれいだね木がいっぱいだよママ』

姉が窓を開け外を見ながら呟いた

そして少し走ったら川沿いにあるキャンプ場に到着したのだ。

早速俺達は川に向って走りだした

ゴー君もその後に続いて追い掛けてきた。

母さんは父さんと一緒に一つ一つ荷物を車から降ろし初めていた。

テーブルを立ててコンロの準備をしていたりと忙しくしている母さんと父さんを横に俺らは川に向って石を投げていた

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