ありがとう。言えるかな
残された兄はゴー君を撫でながら

『面白かったね今、二人一緒に投げたらすぐ チャポン だもんね』

俺達は結局できなかったのだ。

兄もゴー君を連れてやってきた父さんは一人掛け用の椅子に座り自然の香に癒されながら母さんの作る料理を待っている

到着してからなんだかんだで俺達は川で遊んでいた

母さんと父さんは料理やテントの準備をしていたから時間は昼になっていたのだ。

お肉にやきそばそれとジュースとかでテーブルにはバーベキューって感じの料理が並んでいく

四人掛け用のテーブルだから母さん兄、姉、俺の四人で父さんは専用の椅子でみんなが席に着いて

『いただきます』

父さんが一言、後に続いて俺らも

『いただきます』

何処にいてもいつもの感じだゴー君も下でお皿に盛られた野菜やお肉を食べている

そうして時間は静かにゆっくりと川の流れのように過ぎていった。

『よし隆花火買ってこようか』

父さんが俺に言ってきた

『うん行く行く』

俺は笑いながら花火ができる楽しみですごい喜んだ。

兄と姉は川の水際まで行ってゴー君と一緒に遊んでて母さんは暑さと疲れなのかちょっとテントの中で横になっていた。
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