ありがとう。言えるかな
翌朝目覚めると母さんと父さんはすでに起きていた

『おはよ』

俺が眠い目を擦りながら両親に言った兄と姉も起きてきて

『おはよー』

『おはよ』

『もうちょっとしたら帰るよ』

父さんは俺達に帰る支度をするよう言ってきた

『うん』

返事をしたもののまったく動こうとしない俺達を余所に父さんや母さんは帰る支度を始め来た時と逆に一つ一つ荷物を車にいれだした

帰り道も相変わらず寝てばっかの俺らをよそに父さんはひたすら運転をし続けていた

運転がうまいからすぐ眠くなってしまうのだ気付くと家の駐車場に車を止め始めていた

『はい着きました』

いつもの言葉だ、それを聞くと家についたーと言う気持ちになる。

昼くらいに家に着いたのでみんなお腹がすいてる

『なんかピザでもとる?』

母さんが言ったので

『ピザいいねーね?』

兄が姉と俺に問い掛けてきた

『うんピザがいい』

同じ意見だった。

今年の夏休みも父さんが俺らをキャンプに海に色んな場所に連れてってくれた本当に本当に楽しく幸せな夏休みでしたよ。

< 23 / 184 >

この作品をシェア

pagetop