ありがとう。言えるかな
父さんが家族の前で発表した

『えー父さん入院すんの?試合後2ヵ月後だよ』

父さんの心配より試合の方を気にしていた

『何いってんだよ隆約束は守るよ入院たってほんの一・二週間だよ』

『お見舞い行くねパパ』

姉も軽く考えていた

『大丈夫かい?』

お婆ーちゃんは自分の息子と言う事で心配していた

そして次の日俺らは普通に学校に向った

見送った後母さんは父さんの入院の支度を始めた

『えっと着替えに…後何が必要なのかしら』

なんせ俺らの家族始まって以来だったから分からないのだ

とりあえず適当に荷物を揃えた母さんと父さんはタクシーで病院に向った

家からタクシーで病院までは約20分くらいとそう遠くはない距離だった

俺は学校が終るとサッカーをして陽が沈んだら帰るの日々を相変わらず過ごしていた

『父さんもうすぐ退院だよね?』

母さんに問い掛けた

『んーどうだろう少し延びちゃうかもね』

『なんで?風邪じゃないの?長引くって何?』

少し焦りながら俺は言った

『母さん今度俺見舞い行く』

兄が突然言いだした

『あっ俺も行く、行きたい父さんに会いたいし』
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