ありがとう。言えるかな
そして大会当日俺は何も語らずに試合に行った

一度いつも少年団をやっている場所に集合してからバスで移動だ

一人また一人と集合場所に集まってきた

『やっとここまで来たな、まだまだ俺らのチーム力じゃ弱いけど精一杯がんばろうな』

俺が義人に真剣に語った

勝ちたい気持ちが伝わったのか義人も

『当たり前だよ、弱くてもやってみなきゃわかんねんだから』

『そうだよ絶対優勝とは言わないが悔いの残らないようにがんばろうぜ』

俺らの話が聞こえたのかラッキーも自分の熱意を語った

そしていざ大会へ出発

4チーム総当たり戦で上位2チームが決勝トーナメントに進出と言う大会方式なのだ

俺達は………結果から言うと

残念ながら総当たり戦で3敗1分けの散々な結果だった

みんな肩を落として帰りのバスに乗り込んだ

『悔いはねーよな』

義人君が重い空気の中口を開いた

『あー俺は悔いねーよ』

『俺も』

『俺だって』

みんなが悔いのない大会になったみたいだ

結果だけなら最悪だけれども、俺らは最高だった

みんな胸張って結果を報告しようとしている

集合場所と同じ場所で解散して、みんな家に帰って行った
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