ありがとう。言えるかな
一緒に遊んだりしている友達に俺は言っていた

『また大学でもサッカー部入るんだもんな』

『あー。だから今いっぱい遊んじゃうよ』

俺はこの時間が五年後の俺を成長させるなんて思っていなかった。

この二ヵ月の間に出会った女がいる

ちょっとここからは恋愛の話も織り交ぜていこうと思う。

その女との出会いは単純だ

ある日

『なあ隆、俺の高校の女友達が今度遊ぼって言うんだけど、どう?隆のタイプだよ』

『まじで!ダイいい話教えてくれたね』

ダイは同じ小学校中学校で地元の仲良い友達の一人だ。

『なんかその女も地元の奴連れてくるってよ』

『いやー楽しそうですな』

俺は最近遊んでばっかで得に女の子がいると余計に楽しくなっていたのだ

そして一緒に遊ぶ日がやってきた。

『とりあえず女に俺らの地元の駅まできてもらうから、そして俺らが迎えに行くって感じになったから』

俺はダイにそう聞かされていた

そして当日、女の子達が来るちょっと前にダイと合流して近いから自転車で迎えに行った

『なあ、本当に俺のタイプなの?』

『間違いないよ』

うれしそうに聞く俺にダイが言い切った

『ならいいよ』
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